9月21日、日本共産党北海道委員会が、少人数学級を実現する市民のつどいを札幌市で開きました。教育関係者や保護者らが熱く話し合いました。
全国知事会が少人数学級のための教員増を求めており、共産党は、国会で少人数学級を含めた教育対策を求めてきました。6月の共産党の提言発表から道内では懇談が広がっており、「北海道が全国を励ましています。現場での運動と連帯し、少人数学級実現のために力を尽くします」と表明しました。
教職員後援会の斎藤鉄也さんは、密を避ける授業で子どもたちがわかるようになってきたと紹介。「子どもの学習権と健全な成長はおとなの責任です。声を上げれば必ず変わります」と強調しました。
「不登校で校門をくぐれない子どもたちがいます」と、切々と話し始めたのは新日本婦人の会内後援会の中村典子さん。分散登校で子どもたちが学校に通いやすくなっていると言い、ゆとりが持てる少人数学級へ期待を込めました。
畠山和也前衆院議員との「はたはた対談」で、畠山さんは、教育基本法大改悪に抗議した2006年の1万人大集会以来、組織の違いを超えた連帯、共同が広がり、「市民と野党の共闘の前進で、少人数学級へ機は熟してきました。力を合わせて実現させましょう」と呼びかけました。