UR都市再生機構が、これまで借り主負担としてきた畳やふすまの張り替えなどの修繕負担区分をできるだけ速やかに見直すと表明するなか、10月31日、千葉県松戸市のUR常盤平団地をしいばかずゆきさん、浅野ふみ子さんとともに視察し、住民のみなさんから話を聞きました。
同団地は、1960年に完成し、約5400戸が存在します。国土交通省は昨年の民法改正を受け、賃貸契約の参考として示す「賃貸住宅標準契約書」を改定し、畳やふすまの修繕などを貸し主(UR)負担としました。入居20年の女性は、3年目でダニに悩まされ畳を新規購入し約25万円負担したと話したことに対して、「URには一刻も早く修繕負担区分を見直すよう求めたい」と答えました。