12月7日、神奈川県鎌倉市の市民団体「北鎌倉緑の洞門を守る会」(出口茂代表)のみなさんが、国会事務所で、文化庁担当者と意見交換しました。あさか由香さんも同席しました。市が2010年に開削計画を立てた「緑の洞門」は、国が1967年に史跡として文化財に指定した円覚寺境内の尾根筋の西端にあります。「鎌倉らしい景観をこわさないで」と開削反対の運動が広がっています。鎌倉市では、2016年の文化財専門委員会が「緑の洞門を合む岩塊・尾根筋」の文化的景観の保存を決定しています。文化庁の文化財課史跡部門の担当者は、市の決定を尊重すると答えました。
尾根筋を守ることは、史跡の多い鎌倉市の価値も高めることになります。歴史的・文化的な価値を守っていきたいと思います。