成田空港(千葉県成田市)の機能強化が進められようとしている問題で、日本共産党は15日、横芝光町の住民らとともに第3滑走路(3500メートル)が整備された場合の航空機騒音の予測調査を行いました。(写真)航空機騒音を調査する(左から)、浅野、山添、斉藤、畑野、しいば、川副、山﨑の各氏=15日、千葉県横芝光町
成田空港の機能強化計画は、夜間飛行制限の緩和や、新たな第3滑走路の建設、現行のB滑走路の北側延伸などを提案しています。同町は、第3滑走路が運用されると町中心部までが丸ごと騒音区域の範囲内に入ってしまいます。
騒音調査には、日本共産党の畑野君枝衆院議員、山添拓参院議員、しいば寿幸参院比例予定候補(党県副委員長)、浅野ふみ子参院千葉選挙区予定候補、斉藤和子前衆院議員、川副邦明党県副委員長、山﨑義貞横芝光町議らが参加しました。
「成田空港から郷土とくらしを守る会」の岩田公宏事務局長の案内で、第3滑走路ができたときと同じ条件の成田空港A滑走路(4000メートル)飛行直下の横芝光町長倉で騒音調査。2航空機の騒音測定機は66・8デシベルと68・2デシベルを示しました。
参加者は「あの飛行機は小型で高度が高いけど、これでもうるさい」「貨物機だったらこれどころではない」「昼間よりも夜間のほうがもっとうるさく感じる」などと訴えました。
(2018年1月17日付 しんぶん赤旗より転載)