茨城・東京・神奈川 小池書記局長が訴え
総選挙ラストサンデーとなった15日、日本共産党の小池晃書記局長は、冷たい雨のなか、茨城、東京、神奈川を駆け巡り、「全国どこで訴えても安倍政権への怒りがビンビン伝わってくる」と強調し、「小選挙区での野党統一候補の勝利と、比例での共産党の躍進で安倍政権を終わらせ、“国難”を突破しよう」と熱く訴えました。
小池氏は「選挙の対決構図は自民、公明と、それを支える維新と希望に対して、市民と野党の共闘と、そのど真ん中にいる共産党。どっちが勝つかだ」と力説。比例での躍進を訴え、駅前を埋め尽くした聴衆から大きな拍手が送られました。
茨城・つくば駅前では梅村さえこ(埼玉15区重複)、大内くみ子(茨城1区重複)の両北関東比例候補が「北関東の117万人に共産党と書いてもらおう」と呼びかけ、林みやこ同3区候補、古沢よしゆき同6区候補が決意を表明。元社民党茨城県連委員長の川口玉留さんらが応援演説に立ちました。
東京・上野駅前では「みんなで未来を選ぶ@文京・台東・中央・港・ぶたちゅう」の飯塚知恵さんが応援演説。石沢のりゆき東京比例候補が「ブラック企業や高学費をめぐる問題。共産党を伸ばせば解決の道が開ける」と強調しました。 茨城・つくば駅前では梅村さえこ(埼玉15区重複)、大内くみ子(茨城1区重複)の両北関東比例候補が「北関東の117万人に共産党と書いてもらおう」と呼びかけ、林みやこ同3区候補、古沢よしゆき同6区候補が決意を表明。元社民党茨城県連委員長の川口玉留さんらが応援演説に立ちました。
神奈川・藤沢駅前では「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議」の小山田大和事務局長と、12区市民の会の朝倉優子共同代表が応援演説。立憲民主党のあべともこ神奈川12区候補、社民党のささき克己同15区候補が、統一候補としてたたかう決意を表明。共産党の、はたの君枝(同10区重複)、岡崎ゆたか(同13区重複)の両南関東比例候補が、「戦争への道を許さない。平和を求めて頑張ってきた共産党を伸ばしてください」と訴えました。
(写真)声援にこたえる(右から)はたの、ささき、あべ、小池、岡崎の各氏=15日、神奈川県藤沢市 |
国政私物化、9条改憲、安保法制の強行など総選挙の大争点に言及した小池氏。消費税増税分を社会保障に使うとする安倍首相の言い分に「だまされないようにしよう」と強調し、「安倍首相は消費税を増税した上に、『痛みに耐えて頑張れ』と言った小泉政権以上に社会保障を削ってきた。あまりにひどい」と批判すると、聴衆から「その通りだ」の声が。
小池氏が、税金の集め方や使い方、働き方などをチェンジし、消費税にたよらずに財源を確保する党の経済政策を縦横に語り、「大企業に正面からものを言う共産党」の比例躍進を訴えると、熱心に聞き入っていた男性が「共産党は、日本経済を立て直す政策を持っている。経済をガタガタにする安倍政権をつぶしてほしい」と拍手を送りました。
(「しんぶん赤旗」提供)