川崎・武蔵小杉
川崎市中原区のJR武蔵小杉駅のホームドア設置と同駅の安全対策を求めて10月31日、日本共産党の畑野君枝衆院議員は、「小杉・丸子まちづくりの会」の人たちとともにJR東日本横浜支社に要請しました。君嶋ちか子県議、市古映美、大庭裕子の各市議も同行しました。
要請は、畑野氏らが10月17日朝に同駅で行った調査に基づくものです。調査では、▽横須賀線のホームが列車を待つ人であふれ、ホームに入るために乗客の列ができている▽ホームと列車の聞に20センチ程のすきまがある▽南武線のホームが人であふれるなか、大勢の乗客が横須賀線に乗り換えるためにホームを移動する--などの実態を確認していました。
JR側は大野武一総務部総務課長が応対し、ホームドアの設置について「皆さんのご意見と認識は一致している」と述べる一方、「横須賀線は3種類の車両が通り、ドアの位置が違うことが最大のネックで、(設置には)技術が追いついていない状況だ」と回答。安全対策については「支社が抱える一番の課題として対策を練っている」と答えました。
畑野氏は「ホームに入るために何メートルも並ぶ駅は県内でもほかにはない」と指摘。市古氏は「ホームドアの設置は市議会全会派一致の要求だ。人の配置を含めてすぐに安全対策をとってほしい」と要求し、君嶋氏は「ホームと列車のすきまは一刻たりとも放置できない」と述べました。
2016年11月4日付けしんぶん赤旗に13面に掲載