斉藤・畑野衆院議員ら防衛省に要請
日本共産党の千葉県委員会と斉藤和子、畑野君枝の両衆院議員は24日、陸上自衛隊木更津駐屯地を米海兵隊MV22オスプレイの整備拠点にする計画の白紙撤回を防衛省に要請しました。
木更津市住民と、加藤英雄、丸山慎一両県議らが参加。志位和夫委員長の秘書らが同席しました。
要請では、計画の撤回に加え、住民説明会の開催や騒音事故防止協定の締結、飛行ルート、整備日程などの情報通知などを要求しました。
この日の午前、防衛省はオスプレイの騒音測定を木更津駐屯地で実施。千葉県にはじめてオスプレイが飛来しました。
木更津市在住の伊藤進さんは「ケネディ駐日米大使も『地元の支持なしには仕事はできない』とのべた。騒音測定結果も踏まえ、住民に直接説明をする場を設けてほしい」と求めました。
防衛省の担当者は説明会について「要望の声があることは、自治体と共有している。自治体と相談していきたい」と述べました。
斉藤議員は「協定締結や住民説明会もおこなわずに来年1月からの運用開始などありえない」と指摘しました。
(しんぶん赤旗2016年10月26日(水)付け4面掲載)