教育機会確保法案に反対
「教育機会確保法案」に反対するスタンディングデモが20日、国会周辺で行われました。主催は「子ども・教育・文化を考える会」です。
同法案は、不登校の子どもたちを“問題のある子”とみなします。参加者は「不登校は『命の非常口』です。今必要なことは、全ての子どもたちに『学校を休む権利』があることを明らかにし、不登校によっていかなる不利益も受けないことを保障することです」と訴えました。
活動に参加した大学生の渡部諒太さん(22)=川崎市=は、同法案が成立すれば、学校はより管理され、生きづらい場所になってしまうと指摘。「本来教育とは、子どもたちが自由に自発的に学んでいくものだと思います。この法案は子どもたちからそれを奪うものです」と訴えました。
日本共産党からは、畑野君枝衆院議員が参加しました。
(しんぶん赤旗2016年10月21日(金)付け 14面掲載)