「自衛隊員の命・家族 もてあそばれている」
「安保関連法に反対するママの会」は17日、「南スーダン『駆け付け警護』ストップを! メッセージ提出アクション」を衆院第2議員会館で行いました。各地のママから寄せられた、約1450人分のメッセージを、4野党と参院会派「沖縄の風」の国会議員に手渡しました。
メッセージは、戦争法にもとづく自衛隊への新任務の付与に反対し、南スーダンへの派遣ストップ、撤退を求めています。行動には、首都圏以外にも、北海道や青森、徳島などからママが参加。自衛隊員の母親も駆け付け、訴えました。
主催者あいさつした「ママの会」発起人の西郷南海子さんは、国会で「戦闘」を「衝突」だとする安倍首相の答弁を紹介し、「もてあそばれているのは自衛隊員の命。家族です」と語りました。
11月にも南スーダンへの派遣が狙われている自衛隊の師団がある青森県から、「ママの会@青森」のメンバー(34)が発言。参院選で野党統一候補を当選させたことが活動の自信になっていると語り、「自民党のやり方に多くの人がおかしいと思っています。これからも行動していきたい」。
国会議員17人が参加しました。代表して、日本共産党の小池晃、民進党の福山哲郎、自由党の木戸口英司、社民党の福島瑞穂、「沖縄の風」の伊波洋一、糸数慶子の各参院議員があいさつしました。
(しんぶん赤旗 2016年10月18日(火)付け 1面に掲載)