横浜 労働者を励ます集会 畑野氏ら参加

リストラに反撃しようと決意を固めあう参加者=9日、横浜市

リストラに反撃しようと決意を固めあう参加者=9日、横浜市

 日立リストラとたたかっている労働者を励まし、黒字リストラに反撃しようと9日、横浜市で決起集会が開かれました。

 主催者あいさつした日立リストラかながわ対策会議の岡本一代表は、大企業によるリストラとのたたかいはアベノミクス(安倍政権の経済政策)とのたたかいであり、当事者だけの問題でなく、労働者全体のたたかいだとのべました。
 中村由紀子事務局長が神奈川県内で2015年から強まった日立リストラの経過を報告。当事者が決意表明で、長年技術者として働いてきたのに、「人員再配置計画」による転籍や内外のグループ企業への移動、退職金を積み噌したうえで退職を求めてきたことを告発。拒否した結果、本来の仕事とは関係のない草取りをやらされたとし、「あなたの仕事はない」と辞めさせられていった仲間の分まで頑張りたいと語りました。
 電機・情報ユニオンの米田徳治委員長は12年から、正社員だけで33万人のリストラが行われてきたとのべ、自由と民主主義が守られる職場づくりにむけ、組合としても一緒に頑張ると発言。転籍強制の禁止を求める仮処分を申し立てたことについて、高橋宏弁護士が経緯を説明しました。
 日本共産党の畑野君枝衆院議員、木佐木忠晶県議、岩崎ひろし、荒木由美子両市議らがあいさつしました。

10月12日(水)付 しんぶん赤旗5面に掲載