横須賀 10.2 集会
神奈川県横須賀市で2日開かれた米原子力空母の永久母港乞に反対する集会(実行委員会主催)には2000人が参加し、たたかいをさらに広げる決意を固めました。
「原子力空母いらない!」「戦争法今すぐ廃止」と声をあげる集会参加者=2日、神奈川県横須賀市
全労連の小田川義和一議長が主催者あいさつ。日本共産党の田村智子副委員長・参院議員と畑野君枝衆院議員が壇上に立ち、田村氏が発言しました。
安保廃棄沖縄県統一連の瀬長和男事務局長は、辺野古新基地建設や髙江のヘリパッド建設に反対する市民の活動に対する政府の弾圧の実態を告発。沖縄への連帯と支援を呼びかけ、「憲法が生かされる日本をかちとりたい」と訴えました。
原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会の呉東正彦共同代表は、政府の原子力艦の災害対策マニュアルの不十分さを指摘。「憲法を守り、原子力空母の母港化撤回を求めよう」と発言。
横須賀市民9条の会の岸牧子共同代表は、戦争法廃止を目指す活動で、自衛官やその家族と対話したことを紹介。「市民が力合わせ横須賀を変えよう」と呼びかけました。
横田基地の撤去を求める西多摩の会の高橋美枝子代表は、横田基地周辺の米軍機騒音の実態とオスプレイ配備計画について、「日本中がオスプレイの騒音と危険の下におかれる。全国でたたかう入たちと立ち向かいたい」と話しました。
集会には、綾瀬、大和、相模原の3市長と葉山町議会議長がメッセージを寄せました。
同僚と参加した星野麻生(まい)さん(31)=横浜市瀬谷区=は「神戸市のように、横須賀市も原子力空母の入港に反対する意思を示してほしい」と語りました。
しんぶん赤旗 10月4日付に掲載