神奈川 核兵器廃絶へ党が宣伝 畑野議員が参加

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署名を訴える畑野氏ら=9月10日、横浜市西区

 「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」を集める先頭に立とうと、日本共産党神奈川県員会は10日、横浜駅西口(横浜市西区)で署名宣伝を行いました。
 畑野君枝衆院議員、大山奈々子県議が駆け付け、署名を呼びかけました。
 署名の意義を語った畑野氏は、長崎への原爆投下で被爆した大叔父が「水を飲みたい」と言いながら亡くなり、「水をあげればよかった」と親戚がずっと悔いているという話を母から聞いたと述べ、「なんてむごい兵器なのか。原爆だけは使ってはいけないと胸に刻んだ」と語りました。
 また、北朝鮮が強行した核実験に対し、共産党が厳しく糾弾したと報告し、「北朝鮮を6カ国協議のテーブルに着かせ、制裁措置を含めて国際社会が結束して核実験を止めさせるために私たちも力を合わせる」と訴えました。
 買い物途中に署名した男性(69)は、「人類全体の願いとして核廃絶を進めたい。署名が力になってほしい」と話しました。

(しんぶん赤旗2016年9月13日(火)付け 13面首都圏版 掲載)