千葉・木更津 畑野・斉藤氏ら住民と懇談
陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)にオスプレイの整備拠点を設置する問題で日本共産党の畑野君枝、斉藤和子の両衆院議員は24日、同市で推すp@憂い整備の反対運動に取り組む住民団体の代表ら約20人と懇談し「首都圏各地の基地反対の運動と連帯し、怒りの声を広げよう」と確認しました。
「オスプレイ来るな いらない住民の会」の野中晃さんは、市議会にはオスプレイ誘致に積極的な議員が多い一方、戦争法反対を機に共産党を含む野党会派の反対の声が高まっていると述べ、市民との連帯を訴えました。
千葉県平和委員会の紙谷敏弘事務局長は、木更津駐屯地が小型固定翼機の訓練センターの役割を果たしており、基地の機能がいっそう強化される危険性を指摘。「整備計画の説明がまともにされていない点への批判を含め市民運動を強める比露尾がある」と指摘しました。
千葉県労働組合連合会の本原康雄事務局長は「計画そのものへの反対と同時に、騒音や飛行ルートの問題などきちんと駐屯地側に対策させるよう、地元から運動を盛り上げたい」と語りました。
各氏のうっ手を聞いた畑野君枝衆院議員は「整備拠点化は断固反対の声とともに、飛行場の運用時間の順守などを求める運動を市民と共同して広げたい」と答えました。
斉藤氏は「首都圏の基地反対運動とも連携し、来年1月の拠点化を止めることに力を尽くす」と表明しました。椎葉寿幸党千葉県副委員長が司会を務め、浅野史子・党国会議員団千葉県事務所長と丸山慎一県議、三輪由美県議らが参加しました。
( 「しんぶん赤旗」2016年8月26日(金)付け 13面首都圏のページに掲載 )