5野党合意歓迎・安保法制廃止へさらに

(写真)党国会議員団を激励に訪れた「女の平和」の女性たちから花束を受け取る志位委員長(左から4人目)と(左へ)畑野、池内、本村の各議員=8日、衆院第1議員会館

(写真)党国会議員団を激励に訪れた「女の平和」の女性たちから花束を受け取る志位委員長(左から4人目)と(左へ)畑野、池内、本村の各議員=8日、衆院第1議員会館

女性の立場から戦争反対を訴える「女の平和」の呼びかけ人代表、横湯園子元中央大学教授らは、国際女性デーの8日、日本共産党の志位和夫委員長と衆院第1議員会館で懇談しました。横湯さんらは、5野党合意を歓迎し、安保法制(戦争法)廃止、立憲主義回復のためにさらに尽力するよう要請しました。

 横湯さんは、志位氏に花束を手渡して激励。戦争法反対の運動が、組織や団体に属さない人々にも広がり、ともに行動していることを紹介し、「国会情勢が心配でしたが、日本共産党の奮闘に励まされています。私たちもできるかぎり頑張っていきます」とのべました。

 志位氏は「国際女性デー106年、女性参政権が日本に導入されて70年である年に戦争法廃止を求めるみなさんの激励をいただき、勇気百倍です」と感謝を表明。「市民運動の後押しで5野党合意ができました。与党は野党共闘に脅威を感じています。いろいろと困難もありますが、協力体制をしっかりつくって頑張りたい。みなさんの後押しが何よりも心強いです。ともに頑張りましょう」と語りました。

 「女の平和」からは、詩人の浅見洋子さん、日本婦人団体連合会の柴田真佐子会長、自由法曹団の中野和子女性部長らが参加。日本共産党から池内さおり、畑野君枝、斉藤和子、本村伸子の各衆院議員が同席しました。

 この日、横湯さんらは、他の野党にも同趣旨の要請を行いました。

(「しんぶん赤旗」2016年3月9日(水)付け4面に掲載)