消費税増税中止など要求

共産党国会議員団に署名を提出する笠井会長(左から4人目)ら=2月24日、衆院第2議員会館

共産党国会議員団に署名を提出する笠井会長(左から4人目)ら=2月24日、衆院第2議員会館

 新日本婦人の会(新婦人)は2月24日、「戦争法廃止!安倍暴走政治ストップ」を掲げて、衆院第2議員会館で集会を開き、昨秋から取り組んできた予算要求の3署名、合わせて43万2544人分を日本共産党国会議員団に手渡しました。

 集会には全国から75人が参加。あいさつした笠井貴美代会長は、5野党が戦争法廃止と選挙協力で合意したことにふれ、「画期的な合意を歓迎します。この合意を真に実らせるために戦争法廃止の2000万署名を必ず集め切りましょう」と呼びかけました。

 また、昨年を上回る予算要求署名が集まったことについて「国民の暮らしを踏みつけて暴走する安倍政権への怒りの表れです。軍事費5兆円や法人税減税ではなく、貧困にあえぐ国民にこそ税金を使ってほしいという切実な願いが示されている」と話しました。

 3署名は、新婦人が「秋の行動」で取り組んだもので、消費税増税中止、社会保障費の拡充、教育費負担の大幅軽減を求める請願署名です。参加者が各地の要求実現の取り組みを交流しました。大阪府の代表は、2000万署名を進めるためにニュースを作成して運動を支えていると紹介。お寺や喫茶店に申し入れをするなど共同の広がりや、スパーの特売日を狙って署名を進めるなどの工夫を報告しました。

 日本共産党の田村智子参院議員が国会情勢を報告し、大平喜信、笠井亮、島津幸広、畑野君枝、畠山和也の各衆院議員、倉林明子参院議員が署名を受け取り、挨拶をしました。

(「しんぶん赤旗」2月25日(木曜日)付け 5面に掲載)