辺野古に新基地はいらない クリスマス・アピールウォーク行動に参加 

 

「新基地はいらない」とアピールする畑野衆院議員と参加者のみなさん=20日、横浜市・山下公園

「新基地はいらない」とアピールする畑野衆院議員と参加者のみなさん=20日、横浜市・山下公園

沖縄県名護市の辺野古に米軍新基地はいらないと、首都圏の若手弁護士が中心となった「辺野古新基地建設に反対する若手有志の会」は20日、横浜市の桜木町駅周辺でクリスマス・アピールウォークを行いました。アピール行動は7月に続き2度目です。

 行進前に山下公園で開いた集会で、竹村和也弁護士は、沖縄県知事の辺野古埋め立て承認取り消しをめぐる動きについて「国は、住民救済のための制度を使って住民を弾圧している。許されない」と訴えました。

 日本共産党の畑野君枝衆院議員もマイクを握り「沖縄では新基地反対の共同は広がり、オール沖縄会議が結成された。宜野湾市長選で新基地反対のシムラ候補応援の声を本土からもあげましょう」とのべました。

集会で訴える畑野衆院議員=20日、横浜市・山下公園

集会で訴える畑野衆院議員=20日、横浜市・山下公園

 約200人の参加者は、観光客でにぎわう繁華街をサンタクロースなどの仮装でウォーク。「絶対守れ 地方自治」「言論弾圧 絶対反対」とコールしました。

 東京都から参加した佐藤誠一さんは「辺野古前では東京の機動隊が基地反対住民を力ずくで排除している。押しつけの象徴だ。日本のどこにも基地はいらないと訴えていきたい」と話しました。

 行動には共産党のあさか由香・神奈川選挙区候補と木佐木忠晶(ただまさ)神奈川県議が参加しました。

(「しんぶん赤旗」2015年12月22日(火曜)付け 13面より掲載)