(写真)ホーム上の状況を調査する(右から)上野、(一人おいて)みわ、畑野の各氏=30日、京急線上大岡駅
日本共産党の畑野君枝衆院議員と、みわ智恵美横浜市議予定候補(港南区)は30日、同区内の京急線上大岡駅内で、県内の障害者団体の人たちとともに、障害者が駅を利用する際に危険が伴う場所を調べました。
神奈川視覚障害者の生活と権利を守る会の和泉厚治さんと野島潔さんは「ホーム上はなるべく歩かないようにしている」と話しました。
しかし、車両編成の違いで目的地の降車駅で降り立つドアの位置が変わるため、ときには出口までホーム上を長く歩かなくてはいけない場合もあると述べ「ホームドアがあれば、点字で乗る車両やドアの位置が分かるようになっているので助かる」と説明しました。
障害児者の生活と権利を守る神奈川県連絡協議会の上野耕一事務局長は、ホームの両端などは「人が込んでいると狭い」と話し、電動車いすで点字ブロックの外側(線路側)に迂回(うかい)せざるをえなくなることがあり、危険だと訴えました。
畑野、みわの両氏は「誰にとっても安全なホームドアがどの駅でも必要ですね」と応じ、「設置を求めて行動されているみなさんと力を合わせ、行政や鉄道会社に働きかけていきたい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」 2015年3月31日(火)付 )