参院神奈川選挙区予定候補による公開討論会(主催・青年会議所)が21日、横浜市内で開かれました。(25日付赤旗より)
日本共産党の、はたの君枝候補は、憲法改悪や消費税増税に反対する立場を表明。改憲、増税を主張する自民党などとの違いが鮮明になりました。
討論会には、はたの氏をはじめ、自民党の島村大、日本維新の会の水戸将史、公明党の佐々区さやか、みんなの党の松沢成文の各氏ら7人が出席しました。
安倍内閣が狙う憲法改悪に対し、はたの氏は「憲法の全条項を守り、民主主義、人権、平和の原則を生かす政治が必要です」と語りました。
島村、水戸、松沢の各氏が憲法改定の必要性を主張。島村氏は「自衛隊を国防軍の位置付けにしていきたい」と述べました。
国民に負担増を押し付け、経済、財政の破綻につながる消費税増税に対し、はたの氏は、消費税増税に頼らず、社会保障を良くする改革と国民所得を増やす経済改革を同時並行で進める党の「提言」を示しました。
島村氏は「経済が復活・再生していれば上げたい」とし、佐々木氏は「税率の引き上げはやむをえない」と増税を主張しました。
経済政策で、島村氏は、国民の所得を増やす「矢」がない「アベノミクス」推進の立場を表明しました。
はたの氏は「デフレ不況の原因は所得が減っている事だ」と指摘。賃上げと安定した雇用で働く人の所得を増やし、景気回復につなげると訴えました。