米原子力空母艦載機の陸上離着陸艦訓練の日程が繰り返し延期されている問題で21日、日本共産党神奈川県委員会と「爆音なくし、米空母の母港に反対する厚木基地周辺住民の会」などが、防衛省南関東防衛局に訓練中止を要請しました。(23日付赤旗より)

21日防衛所南関①

はたの君枝参院神奈川選挙区候補、守谷浩一座間市議が同席しました。

米軍は「空母の出港スケジュールの変更」などを理由として、訓練を24日まで延期。訓練は、事情によっては厚木基地などでも行うとしています。

はたの氏は「いかなる事情であれ、人口密集地での訓練を行わないよう米軍に強く申し入れて欲しい」と述べ、同省担当者に要請書を手渡しました。

21日防衛省南関②

守谷氏は、空母の出港遅れの原因について日本政府や米軍から説明が一切ないと抗議。「原子炉で事故が起きたら大変な事になる」と指摘しました。

同会の宮応勝幸事務局長は、昨年の空母の不具合で出港が遅れて厚木基地で夜間離着陸訓練が強行され、昼夜問わず爆音に苦しめられたと訴え、「国民の命と安全を守る立場で、踏み込んだ努力をしてほしい」と要望しました。