日本共産党の元参議院議員、はたの君枝さんと党神奈川県女性後援会は16日、横浜市中区のJR桜木町駅前で街頭宣伝し、橋下徹「日本維新の会」共同代表の「慰安婦は必要だった」「(米海兵隊に)もっと風俗業を活用してほしい」などと暴言をはいたことに抗議する宣伝をおこないました。(写真)

はたの氏は、昨年7月には米海軍厚木基地(綾瀬市、大和市)でも米兵よる女性暴行事件があったと述べ「米軍の性犯罪をとがめるのではなく風俗業の活用をすすめる橋下市長は、愚劣(ぐれつ)です。市長や公党の代表としてだけでなく、人間としても失格だ」と批判。発言を否定しない安倍首相も根は同じだと強調し「人権、人間の尊厳を守る代表として、日本共産党の国会での議席を増やしてほしい」と訴えました。

新婦人県本部内日本共産党後援会の泉水令恵(よしえ)さん(新婦人県本部会長)は「女性の人権を踏みにじる暴言に怒りがいっぱいです。発言の撤回と謝罪、党代表と市長の辞任を求めます」と述べました。

仕事で来県していた鈴木秀昭さん(74)=さいたま市浦和区=は、訴えに足を止め「私の女房は沖縄出身なんだ。怒っているよ。まったくふざけている。(発言は)侮辱だ。共産党を伸ばさないとな。頑張って」と参加者を激励しました。カンパを手渡す男性もいました。

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