「外国の基地が首都圏にあるなんて異様」

神奈川県平和委員会と安保廃棄県統一促進会議が共催して26日、米軍・自衛隊基地調査を実施しました。神奈川県各地や東京から約60人が参加し大型バスで横須賀基地、基地外にある米軍住宅、厚木基地、キャンプ座間などを調査しました。

基地調査①

同調査は、サンフランシスコ条約と旧安保条約が発効した1952年4月28日にあわせて毎年実施しているもので、25回以上取り組んできました。

横須賀基地では、同平和委の鈴木和弘事務局長が「在日米海軍司令部や第7艦隊司令部がある横須賀に海上自衛隊の艦隊司令部が置かれ、海自・潜水艦隊などは米軍基地の中にあります」と説明。キャンプ座間では「在日米軍司令部と戦闘部隊・第1軍団前方司令部があり、陸上自衛隊で海外派兵専門の中央即応集団司令部が3月に移転して日米一体化が進んでいる」と強調しました。初参加者が多く、驚きの声がたびたびあがりました。

調査に参加した日本共産党の、はたの君枝参院神奈川選挙区予定者は「横須賀軍港は出撃拠点であり爆音被害や放射能汚染の危険の大本。基地をなくして、この美しい海を市民、県民、国民の手に取り戻したい」と語りました。