日本共産党の、はたの君枝参院神奈川選挙区予定者は25日、大山奈々子県議予定者(港北区)、みわ智恵美港南区委員長らとともに県立学校を視察し、学校側と懇談しました。
児童生徒数が適正規模の2倍・雨漏り・・過大規模化・老朽化進む
課題規模化が進んでいる伊勢原養護学校では、今井邦彦校長、田島勉副校長が、「特に高等部が過大規模化している」と語りました。
同校の児童生徒数の適正規模は120人ですが、実際は215人が在籍。廊下に職員のロッカーを置くなどして過大規模化に対応している事が分かりました。
厚木商業高校では、尾本一則副校長らが応対しました。
学校側は「4階の教室、廊下の天井の雨漏りがひどく、雨が降ると教室の中が水浸しになる」「東棟の上のコンクリート(外壁)がポロポロ落ちてくる。生徒には注意して入ってくるよう伝えている」などと語りました。
通信制の横浜修悠館高校では、平野真由美副校長が、3800人の生徒に40人の担任で対応していることなどを語りました。
「教育条件整備働きかけたい」
視察を終えた、はたの氏は「学校側は過大規模化や老朽化などに対応する為に苦労しています。特別支援学校の設置基準の法制化など、教育条件整備を進めるよう国に働きかけていきたい」と話しました。