日本共産党神奈川県医療労働者後援会は21日、小池晃副委員長・参院比例予定者と、はたの君枝参院神奈川選挙区予定者を招き、つどいを開きました。
小池氏は、「アベノミクス」は、金融緩和で大株主など富裕層のもうけをつくる一方で労働規制緩和をする「貧困と格差を広げるだけのものだ」と批判。安倍政権は、その上に消費税増税、医療・社会保障の改悪もしようとしていると述べ「年金は1兆2000億円も削減されてしまう。日本経済に深刻な打撃を与えます」と指摘。「アベノミクスに警鐘を鳴らし、この道ではない、本当の経済改革をやろう」と呼びかけました。
はたの氏は、自分も出産した県立施設を守ろうと署名に取り組み、国会要請をした経験を語り「『医療を守れ』の思いが政治家としての原点。医療を壊す安倍政権のたくらみをくいとめたい」と訴えました。
両氏は参加者からの質問にも答えました。
ТPPでの共済制度への影響についての質問に、小池氏は、非関税障壁の撤廃もТPPの原則の一つで、「労働組合の共済制度なども危機に直面する危険がある」と説明。「ТPPは、多岐にわたる分野でさまざまな影響がある問題です。訴えを広げ、参加を阻止させたい」と述べました。