全日本年金者組合神奈川県本部は3日、かながわ年金者一揆を開きました。参加者290人は、「年金引き下げをストップさせ、一人ぼっちの高齢者をなくし、仲間を増やそう」との宣言を採択しました。
土志田公佳委員長は、あいさつで、県本部は、全支部に合計409のサークル、6000人を超える女性の会があると話し、いずれも全国1位の数だと報告。「仲間づくり月間では、1万1000人の全国一の組合にするため、全支部が力を合わせよう」と呼びかけました。
来賓として、年金者組合中央本部など各団体の代表があいさつしました。
日本共産党の、はたの君枝参院神奈川選挙区予定者は、デフレ脱却のためには、消費税増税の中止と社会保障の充実が必要だと強調。「若者を励ます、道理ある戦いに確信をもち、年金引き下げストップを実現しよう」と述べました。
横浜市保土ヶ谷区と、寒川町の各支部が決意表明。寒川支部は、家庭菜園や竹細工などのサークル活動をし、地元小学生にもイモ堀体験をプレゼントしていると報告しました。
アピールコンテストでは、各支部が「怒りで顔まで真っ赤」と猿のお面をかぶったり替え歌で、年金引き下げへの怒りをアピールしました。