村長「村独自に間伐材促進」

はたの氏「国の支援実現に全力」

日本共産党の、はたの君枝参院神奈川選挙区予定者は19日、清川村で、大矢明夫村長と村森林組合の岩澤衛代表理事組合長と、それぞれ懇談しました。藤田義友村議、池田博英県央地区委員長らが同席しました。

大矢村長は、間伐材を有効活用するために、木質ペレットストーブやまきストーブ設置の補助を村独自で行なっていると紹介。藤田村議は、中学校に木質ペレットを燃料とする冷暖房設備を導入する予定だと話しました。

はたの氏は党の林業政策を紹介しながら、「地元の自然生かした産業、村おこしですね」と応じました。

大矢村長は、山林が急傾斜のため、木の伐採や搬出に人手がかかると説明。「コストもかかるため、(地元産木材が)国内市場に出回らない」と話し、国による支援が欲しいと訴えました。

はたの氏は、「村が知恵を絞り頑張っている施策を国が後押しできるよう、省庁と懇談する機会をもうけ、要望を伝えます」と述べました。

森林組合では、岩澤代表理事組合長が、国の農林業の施策について「都市近郊の農林業など各地域に合う施策を充実して欲しい」と強く要望しました。

はたの氏は「詳しいお話で、実情がよくわかりました」と述べ、国に要望を伝えると話しました。