相模原市で10日、リニァ中央新幹線建設計画の凍結を求める「リニァ新幹線沿線住民ネットワーク」結成集会が開かれました。沿線の岐阜、長野、山梨、神奈川、東京の各都県の住民が参加しました。
昨年9月に甲府市で「ストップ・リニァ沿線住民の集い」が開かれ、署名など全国的運動を展開する中で「ネットワーク」結成集会に至ったもの。
集会では、講演とシンポジウムが行われ、多大な消費電力、電磁波の危険性、計画全体のずさんさなどリニァ新幹線計画の問題点が浮き彫りにされ、今後の運動の進め方などについて熱心に討議されました。集会の最後に「リニァ新幹線沿線住民ネットワーク」結成宣言を確認しました。
リニァ中央新幹線建設計画は、すでに環境アセスメントの手続きに入っており、今年秋にはルートと駅位置も確定し、来年2014年にも着工するとされています。これに対し、「リニァ中央新幹線計画の凍結」を求める署名活動が全国で始まっています。