日本共産党神奈川県委員会と、はたの君枝衆院比例南関東ブロック予定者らは26日、南関東防衛局を訪れ、県内で米兵犯罪が頻発している事に抗議し、米軍基地を撤去するよう求めました。

26日南関防衛局①

くぎまる進8区、斉田道夫11区予定者と志位和夫委員長秘書、ねぎしかずこ横須賀市議が同席しました。

県内では米兵による女性暴行や器物損壊などの事件が相次ぎ、今月には横浜市内で米海軍横須賀基地を母港とする原子力空母ジョージ・ワシントン乗り組み員の米兵が、公然わいせつ容疑で現行犯逮捕されています。

斉田氏は、GW乗組員の逮捕は、在日米軍司令部の夜間外出禁止令の発令中であり、地元では禁止令の実効性に疑問の声が出ていると指摘。「米軍は日米安保が言う日本を守る立場さえ立っていない。日本国民を守るには基地の撤去しかない」と強調しました。

26日南関防衛局②

はたの氏は「多くの国民が、安保条約に対して『これでいいのか』と疑問を感じている」と述べ、国民の声を受け止めてしっかりと米国に対応を迫っていくよう要望しました。

応対した防衛省担当者は「いただいたご意見も要望書とあわせて、担当に伝える」と応じました。