日本共産党の志位和夫委員長は21日、千葉県・津田沼駅前で街頭演説に立ち、歴史的な総選挙で「提案し、行動する。」日本共産党を大躍進させ、日本の明るい未来を開こうと心からの訴えを行いました。
演説開始前、志位氏が聴衆一人ひとりと握手して歩くと「志位さんだ」と歓声が上がり、人の輪がふくらみました。演説が始まると通行人が次つぎに足をとめ、背伸びをしてのぞき込み、話に耳を傾けました。
志位氏は、自民党型の「財界中心の政治」を断ち切れば、消費税に頼らなくても社会保障、経済、財政を良くする道が開けるという党の「経済提言」を力説しました。
この中で、所得が減り消費が落ち込んで「デフレ不況」が深刻化しているもとでは、国民の懐を温めなければならず、自民党がいう「金融の無制限の緩和」では何の解決にもならないと批判。暮らしも経済も財政も壊す消費税大増税の実施を中止することこそ不可欠だとして、「選挙後の国会に消費税増税中止法案を提出・可決するために全力を尽くすことをお約束します」と訴えると、「がんばれ!」の声と拍手がわき起こりました。
さらに、大企業による雇用破壊を政治の責任でやめさせることも必要だと強調。NECや日本IBMの違法・無法な解雇を告発し、「人減らしでは日本産業の『復活』はありえません。大企業に雇用への社会的責任を果たさせてこそ、日本の経済と産業の本当の復活の道が開かれます」と力をこめ、大きな拍手に包まれました。
さいとう和子衆院南関東比例予定候補(千葉4区重複)は、船橋市での農産物の原発事故被害の実態を告発し、「野田(佳彦)首相の地元から国民の声を届けるために日本共産党を躍進させてください」と訴えました。
千葉県全13区の小選挙区予定候補も勢ぞろいし決意表明しました。