日本共産党の田村智子参議院議員とはたの君枝衆院比例南関東ブロック予定者らは25日、JA神奈川中央会を訪れ、安藤伸男専務理事と県農政推進連盟の小澤茂事務局長と懇談しました。
はたの氏は、ТPP参加反対の1点での共闘が推進派を押し返してきていると話しました。
安藤氏は「ТPPは、国の仕組みを変えるものだ」と述べ、JA中央会で取り組んだТPP参加の賛否を問うシールアンケートについて紹介しました。のべ8000人が協力し、最初は4割程度だった「反対」が3回目には7割を超えたと話し、「農業・工業だけでなく自分の生活にも影響すると、ТPPの本質が理解されてきた」と評価しました。
県が補助金の廃止・削減などを進める緊急財政対策の問題で、安藤氏は、「ヤマヒル被害」「野菜価格安定」対策の補助金について、「実効性ある対策が必要だ」と施策拡充を求めてきたと説明。支出削減だけでなく収入を増やす方法を検討すべきだと話しました。
田村氏は、日本改革のビジョンを示す「赤旗」号外を渡し、「この提案を総選挙で争点にして、頑張ります」と決意を述べました。