相模原市緑区で陸上自衛隊が低空飛行訓練を行った問題で、日本共産党のはたの君枝衆院南関東ブロック比例予定者は13日、池田博英16区予定者、いのまたゆり14区予定者、藤井克彦市議団長等と共に防衛省南関東防衛局を訪れ、危険な訓練に抗議し二度と行わないよう求めました。

7月13日南関東防衛局交渉①

訓練は6日、陸上自衛隊東部方面航空隊第4対戦車ヘリコプター隊所属のヘリ4機が、静岡県の東富士演習場から飛行し、緑区の相模湖付近でホバリングを2回行い、山梨県の北富士演習場に帰ったもの。同日、市には不安・苦情を訴える声等が30数件寄せられました。市は11日、長時間低空で飛行し騒音被害を与える訓練は慎むこと等を同局に要請しました。

党の要請に対応した同局担当者は「申し訳なく思っている」と陳謝。「今後、こういう訓練をする事があれば、事前に情報を提供すると自衛隊も言っている」「自衛隊は練度維持の為に必要な訓練を行っている。訓練の詳細はお答えできない」と述べました。

7月13日南関東防衛局交渉②

はたの氏は「練度維持のために必要な訓練と言うが、保育園や小中学校、観光施設などがある地域で行うのは間違っている」と批判。他の参加者は「ホバリングは一歩間違えば事故につながる」などと訴えました。