千葉党西部地区委員会は6月1日、志位和夫委員長を招いた演説会を船橋市で開き、会場は2階席まで人が入りました。
同市は、志位委員長が1993年の初当選以来の地元。志位氏は、日頃の支えに感謝するとともにいっそうの支持を呼びかけ、さいとう和子千葉4区予定者の必勝とあわせて「志位とはたののコンビで働けるようにお力を貸して欲しい」と訴えました。
演説の中で、原発再稼働に突き進む民主党政権の動きを厳しく批判した志位氏。再稼働について「科学的に安全かどうかが唯一、最大の基準です」と強調しました。にもかかわらず、野田佳彦首相は《責任をもって判断する》と政治責任を強調していることに触れて「首相がどうやって《責任》を持つというのでしょうか」と問いかけると、会場から失笑が。「無謀な再稼動は中止せよ、このことを求めていこう」との訴えに大きな拍手が湧きました。
志位氏が語った日本改革のビジョンに、満場の聴衆から賛同の拍手が送られ、演説会後に入党を決意する人もいました。
はたの君枝比例予定者は、悪化する千葉県内の雇用に触れ、党の「社会保障充実と財政危機打開の提言」を示し「実現して欲しいとの声が広がっている」と語りました。また、道路建設のために埋め立ての危機にある自然干潟、三番瀬の保護の大切さを指摘。「三番瀬を守るため、第2東京湾岸道路の建設はきっぱり中止させましょう」と訴えました。
野田首相との対決が見込まれる、さいとう和子4区予定者は「ここ船橋から『消費税増税はいらない、原発はいらない』の声を上げていきましょう」と力説しました。