長津田駅で内方線付ブロックなし
1日の乗降客が12万人を越える長津田駅は東急田園都市線とJR横浜線の接続駅ですが、視力障害者の安全確保に有効なホームの内側を示す内方線付点字ブロックが設置されていないことが、12日共産党南関東ブロックと神奈川県委員会の現地調査でわかりました。この調査は「欄干のない橋」といわれている駅のホームの安全対策の改善のため、東急東横線と東急田園都市線の各駅の現状の確認のために行ったもので、はたの君枝比例代表予定者、釘丸進8区予定者、白井正子横浜市議など、のべ10人が参加しました。
内方線付点字ブロックは昨年8月の国土交通賞の「ホームドアの整備促進に関する検討会の中間とりまとめ」でも、「利用者数1万人以上の駅では可能な限り速やかに実施」とされていますが、この日の調査では他に大倉山駅(乗降客約5万人)、東白楽駅(乗降客約1万千人)にも内方線ブロックが設置されていないことがわかりました。はたの氏は「内方線ブロックの設置は早急に実現させていきたい。また、ホームドアの設置にむけての各方面へ働きかけていきたい。」と語り、釘丸8区予定候補は、「障害者の目線で駅の安全対策について点検し発信していきたい」と述べました。なお、東急電鉄では内方線付ブロックを順次設置し、2014年度中に完了予定としています。
党国会議員団南関東ブロック事務所と神奈川県委員会は5月28日に東急電鉄と交渉する予定です。