神奈川県の日本共産党県央地区委員会と湘南地区委員会は16日、演説会を開き、小池晃政策委員長、はたの君枝衆院南関東ブロック比例予定者が訴えました。
小池氏は、野田政権の「社会保障と税の一体改革」が、社会保障も経済も財政も悪くすることを告発。消費税増税に頼らず、無駄遣いをなくし富裕層・大企業に応分の負担を求める党の「提言」を説明するとともに、事前に寄せられた質問にも答えました。
「共産党も政党助成金を受け取ったらどうか」という質問に、小池氏は、国民から集めた税金が支持していない政党に使われるのが政党助成金だと指摘。「思想信条の自由、政党支持の自由に反するもので廃止すべきです。私たちは支持している皆さんのお金で仕事をしてこそ国民の立場に立った政治ができると考えています」と答え、大きな拍手に包まれました。
はたの氏は、日産車体での非正規切りの問題に触れて、「法律違反のサービス残業をなくすなどして神奈川で40万人以上の新たな雇用を生み出すことができる」と訴えました。
初めて参加した平塚市の女性は「勉強になりました。来てよかった。消費税を増税されたら生活できない。消費税に頼らない方向で頑張ってほしい」と話しました。