12日、横浜中央地区委員会はシンポジウム「消費税増税に頼らず、社会保障充実・財政健全化を」を開き、450人が参加しました。

5月12日シンポ③ 5月12日シンポ②

池川クリニックの池川明院長、暮らしと経済研究室の山家悠紀夫主宰、小池晃党政策委員長の3氏がパネリストとして発言。はたの君枝衆院南関東ブロック比例予定者がコーディネーターを務め、荒木由美子市議が司会をしました。

5月12日シンポ①

消費税増税で医療は良くなるのか、と問いかけた池川氏は、増税と同時に法人税が引き下げられる事、内需が冷え込み税収も落ち込む事にふれ、「医療費に関しては公費負担を減らした部分を消費税で穴埋めするだけです。みなさんが消費税を負担しても医療は良くならない」と強調しました。

山家氏は消費税増税について★貧しい人々の暮らしを成り立たなくさせる★格差を拡大させる★中小・零細企業の経営を圧迫する★景気を悪くする・・と指摘。大企業や高額所得者、政府にとって都合のいい税制度であり、「消費税増税で一番困るのは一般庶民です」と語りました。

小池氏は、消費税増税は東日本大震災の復興の希望を奪うと批判。消費税に頼らず、社会保障を充実する改革と、国民の所得を増やし、経済を内需主導で安定した成長の軌道に乗せる改革を同時に行う党の「提言」を説明し、「消費税増税を絶対に許さない声を広げ、選挙できっぱり審判を下しましょう」と呼びかけました。

消費税の医療機関への影響、消費税増税を主張するマスメディアへの見解など会場から寄せられた質問に各氏が答えました。

明石ゆきお衆院神奈川1区予定者が開会挨拶を、こだま俊明衆院2区予定者が閉会挨拶をしました。