日本共産党北部地区委員会は26日、神奈川県相模原市で、シンポジウム「いま若者の生きる・働く・学ぶを考える」を開き、約250人がつどいました。
シンポには、ビラを受け取った就職活動中の学生も参加しました。
関西大学の森岡孝二教授が、学生の就職実態とまともな働き方について基調講演。「サービス残業」の解消で新規雇用を生む「サービス残業解消型ワークシェアリング」を行う事や、過労死防止基本法を制定する重要性等を語りました。
パネルディスカッションでは、森岡氏と、神奈川労連の福田裕行副議長、NPO法人文化学習協同ネットワークの佐藤洋作代表理事、日本共産党の田村智子参院議員が討論。はたの君枝南関東ブロック比例予定者が進行役をつとめました。
福田氏は、県内労働者が国を相手に最賃時給1000円以上への引き上げを求めている裁判について発言。佐藤氏は、働きたいのに働けない若者を支える取り組みを紹介しました。田村氏は、「就職難の問題や若者の不安定な働き方は、個人の問題ではない」と指摘し、若者が働き続けられるルールを作っていきたいと述べました。
「異常な就職活動の在り方について、どうしたら改善できるか」など事前アンケートへ寄せられた声にパネリストが答えました。
いのまたゆり衆院14区予定者が司会をし、池田博英同16区予定者、渡辺晃子同12区予定者が参加しました。