横浜市港北区と都筑区の日本共産党と後援会は12日、田村参議院議員を招いて演説会を開きました。
田村氏は、消費税増税有りきの民主、自民など各党の姿勢を批判。社会保障充実、財政危機打開のための党「提言」が示す改革を説明し「消費税増税ではない税制改革をやり遂げたい」と訴えました。
また、震災後の国会での党議員団の追及と世論が結びつき、政治を動かし始めている状況について語りました。
放射能汚染の除染については、千葉県の党地方議員が測定した汚染結果を国会で示し追及したことで、国の責任を求める世論が広がり、福島県以外の除染予算も組まれたと説明。
原発の再稼働をめぐっても、推進勢力の「やらせ」問題を「しんぶん赤旗」と国会で追求したことで、再稼働を認めない世論が高まっていると強調。「党の議席が増えたら、原発ゼロをめざす政治に大きく転換し、日本の社会を変える展望が開ける」と述べ、南関東ブロック比例予定者の志位和夫委員長と、はたの君枝氏を必ず勝利させてほしいと呼掛けました。
はたの君枝氏は、同日参加した日比谷野外音楽堂での集会に5000人超が集まり消費税増税反対を訴えたと報告。「皆さんの願い実現のため、党派を超えたご支援をお寄せいただきたい」と訴えました。
党市議団の白井正子議員が、放射能に関する教育をめぐる市政の現状などを報告しました。