日本共産党山梨県委員会が3月17日、小池晃党政策委員長を講師に迎えて開いた「税と社会保障学習講演会」には県内各地から180人が参加しました。

小池氏は党の「提言」について、志位和夫委員長が基本的質疑で示した資料などを使いながら詳しく説明しました。小池氏は「提言のポイントは、社会保障と同時に国民の所得も増やす経済の民主的改革」と述べて「社会保障、税、経済の3つを一体とした改革です」と強調。「政治を変えたいと願っている多くの国民に『打開の方向はあります』と(提言を)大いに活用し、広げて下さい」と呼びかけました。会場からは「富裕税の対象となる世帯数は」などの質問が出され、小池氏が「1000世帯に1世帯。ひとにぎりの大金持ちへの行き過ぎた減税をただす改革です」と答えました。

3月17日山梨学習会

はたの君枝衆院南関東ブロック比例予定者もあいさつ。雨宮富美雄梨商連会長と小林直之山梨民医連事務局次長が、中小業者、医療の立場から「『提言』の示す経済改革に勇気をいただいた。会員などに広げたい」と話しました。

参加者は「(改革に必要な)財源の裏付けがしっかりし出来ている事に安心感をもった」「『提言』をインターネット等で広く知らせる事が大事だ」などの感想を寄せました。