日本共産党湘南地区委員会、藤沢市委員会は1月31日、小池晃党政策委員長(参院比例代表)を迎え、藤沢市民会館で演説会を開きました。寒い中、約400人が参加しました。
小池さんは、1997年、消費税増税と医療費負担で9兆円の負担増が行われ、労働者の収入が減り景気悪化を招いたと説明。現在は当時より約100万円も年収が下がっていると指摘し「今度は消費税増税と年金改悪などで16兆円もの負担増をやろうとしている。どん底になった景気に、こんな負担増をしたらどうなるか」と、野田政権の「税と社会保障の一体改革」を厳しく批判しました。
小池さんはつづけて、原発事故などで「今の政治では命が守れない」と述べ、日本共産党が示す国民が主人公の希望のもてる改革の方向を示し、党への幅広い支援を呼びかけました。
畑野君枝さん(衆院比例南関東ブロック)は、藤沢市の津波予測が最大10㍍を超えると述べ、国として予算を付け、避難ルートの確保など具体的な対策が求められていると強調。「命と安全を守るため、国政を変えなければいけない」と語り、全力でがんばる決意を表明しました。
党藤沢市議団(3人)の柳沢潤次団長は、海老根靖典市長の相次ぐ不祥事に「市政がめちゃくちゃにされた」との声が寄せられたことを紹介。2月5日告示、12日投票の市長選で海老根市政にストップをかけ「市民の声に耳を傾ける市政を実現しよう」と訴えました。
期待の声を紹介します。
「畑野さんの議席をもう一度取って、30人学級や教科書の問題など、頑張ってもらいたい。ため込み金を払わせたり富裕層への課税で、若者の雇用を守ってほしい」
「とても元気が出ました。日本の中の目の前のことだけでなく、世界の話が聞けて、勇気が出た。勉強になった。友達はみんな民主党、自民党に怒っています。テレビで国会中継を見れば、あげ足とりばかりで展望がない。友達で集まって話しをすると、『どうなるのか』『嫌だね』という声ばかり。こういう場で、今日聞いた話をしてあげたい。共産党には、子ども、高齢者など弱者が大切にされ、若者が希望を持てる社会にしてほしい」