(写真)声援にこたえるはたの、小池両氏(左から)
日本共産党川崎北部地区委員会は14日、小池晃政策委員長(参院比例)を招いて「ズバリトーク」と題する集いを川崎市高津区で開き、350人が参加しました。
小池氏は、未完成な技術である原発の危険性を指摘し、世界第3位の地熱資源量や第6位の降水量など日本の自然エネルギーの可能性を語りました。
原発事故後の福島県を訪れ、「原発をなくして」と住民に涙ながらに訴えられたこと、「将来がんになりませんように」と子どもが七夕飾りの短冊に書いたことを紹介。「原発をゼロにする政治的決断をいまこそしよう」と、原発推進政策の根本にある財界中心、アメリカいいなりの政治からの転換を訴えました。
集いでは、畑野君枝元参議(衆院南関東ブロック)も訴えました。畑野氏は、横須賀に配備されている米原子力空母が大地震や津波で原子炉事故を起こす危険性にふれ、「こんな物騒な原子炉はアメリカに帰ってもらいましょう」と訴えました。
党事務所に張られたポスターを見て初めて参加した麻生区の大山朋子さん(19)=学生=は「共産党はどういう考えを持っているのか聞こうと思いました。原発についてはどちらかというと賛成でしたが、話を聞いて考えが変わりました。自然エネルギーに転換できることも初めて知りました」と語りました。