はたの君枝党県副委員長は27日、田村智子参議院議員とともに小田原市と箱根町を訪れ、加部裕彦副市長、山口昇士町長と懇談しました。小田原市で関野隆司、原田敏司、田中理恵子の各市議、箱根町で山田和江町議が同席し、地方政治からみた国政の問題点や要望などの意見が交わされました。加部副市長は後期高齢者医療制度について「新制度がまとめられようとしているが、現在でも厳しい財政のなか、国保負担は大きくなれば市民負担増につながる恐れがある」と不安を述べ、「地方の財政力によって医療・福祉分野に差がでていてよくない。まず国の制度で小学校入学まで医療費無料化を実現してほしい」と要望しました。
田村氏は「生存権にかかわることは国の責任で行うべきこと。地方議会からも一緒に国へ声をあげていきましょう」とこたえました。
山口町長は、箱根町の高校生の通学費補助、中学生までの医療費助成など積極的な取り組みを紹介し、「しかしこれらに対する国の手当てが一切ない」と指摘。「安心して生活できる環境を整えることを保護者は望んでいる。これからも日本共産党に期待しています」と語りました。