日本共産党の、はたの君枝元参院議員(神奈川選挙区)は5月17日、「いじめ」問題について、相模原市教育委員会の岡本実教育長と市役所内で懇談しました。藤井克彦、竹腰早苗の両市議、党県委員会の宇都宮夕美子副委員長、大山奈々子県議候補(横浜市港北区)らが同席しました。
同市では、市立中学校の男子生徒がいじめを受け、いじめた生徒が昨年末に逮捕されています。
懇談で、はたの氏は「いじめは人権侵害です。党として、いじめ問題を解決するために提案を出しました。横浜で『いじめ問題』シンポジウムを開きます。この問題での相模原市の取り組みについて教えてください」と述べました。
岡本氏は「おっしゃるとおり、いじめは人権問題として捉えていくことです」と応じました。岡本氏はまた、事件を受け、▽人権・児童生徒指導班の新設▽いじめ根絶市民集会の開催▽教職員向けの「いじめ対応マニュアル」の改訂▽「いじめ相談ダイヤル」の開設―などの取り組みを紹介。学校と地域とのつながりを強める重要性などを語りました。
懇談では、教員定数の問題も話題となり、はたの氏は「改善をしっかり求めていきたい」と述べました。
はたの君枝さんらが、岡本教育長(右)と「いじめ問題」で懇談(5月17日)